人材育成を通じて、地域で貢献できる学生の排出と、学生の成長とともに自身の成長を図りたいと考え、学生から社会人になる最後の高等教育機関で、大学職員を第一志望に就職活動をしていました。
職種の研究をしていく中で、事務職員としては正確かつ迅速な処理が大前提に求められながら、「公的成功」(自分一人では成しえないような大きな成果を周囲の人たちと共に実現する事)と「私的成功」(他人のせいにしたり依存することなく自分自身で強い意志を持ち、自己責任で行動する事)のノウハウなくしては通用しないことを知り、当書を尊敬する先輩に紹介していただきました。
7つの習慣では体系的に構造化されており、“個人“の自立を促す要素は第1の習慣から第3の習慣に集約されています。
また、“人間関係”を駆使してチームや組織の効果を生み出す要素は、第4の習慣から第6の習慣に集約されています。
そのなかでも3つ、特に学びが大きかった習慣を紹介します。
事務職員として単調な作業が中心であっても、能動的ではなく主体的であることが個人を形成するうえで何よりも最優先であることを気づかされました。
個人が形成されて終わるのではなく、あくまで組織の一員でありチームとして成功するためにも、まずは相手を敬い理解できることで、初めて理解されるきっかけになる、という思想は最重要ではないかと思います。
この考えは、就職活動の時に役立ちました。
就職活動での面接はいつもより緊張し、答えることにだけに必死でした。質問者の意図を汲み取り、瞬時に最適解を導き出すのは容易ではありませんが、相手を理解したうえで、理解してもらえる回答を意識付けることで、落ち着いて面接をすることができるようになりました。
上記の習慣を含めた、本で紹介されている6つの習慣が身につくと、自分自身の価値が高まり、それが組織へ良いきっかけをもたらします。
就職活動をするなかで、内定への不安や自分を見つめ直す大きな機会となりましたが、目先の内定だけにとらわれず、本当にしたいことは何かを再認識しながら面接に臨むことができました。
就職活動中の学生や、社会人の方でもおすすめできる一冊です。
ロジカルシンキングが身につくきっかけや、理解力が豊かになると思います。
読書時間:15分~30分でした。
読書への意識は低かったです。
読書時間:30分~1時間です。
一般的に見ると読書時間は少ないかもしれませんが、学生時代と比較すると読む機会は増えました。
語彙力や文章表現ならではの言い回しは読書を通して自然と学べることが多く、ビジネス文書作成に大いに役立ちます。
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