ふと自分の預金口座を確認したときに、思ったほど貯蓄できていないなと感じたことがありました。そんなときに手に取った書籍です。
自分の能力や顧客の購買力を判断する際に、重要な評価となるのが「資産」です。仕事柄様々な年代や職業の方と関わる中で、車へのお金のかけ方がこれほどまで違うのかと興味深い場面も多いです。
そして、今後の自分が資産を形成するためには圧倒的に足りないと感じたのがお金に対する「情報」でした。
これを読んだ自分がもし大学生に戻れるなら、まずは飲み会に行く頻度を下げて貯金をある程度作ると思います。(お酒は就職してからの方が質のいいアルコールを飲めるようになります)過去の自分と向き合い、未来へ向けてお金の使い方・貯め方を考えられる本です。
・富を得るとはどのようなことなのか?
・お金を貯める目的とはなんなのか?
・人々の普遍的な行動とその結果お金に対してどのようなミスをおかすのか?
お金に対しての捉え方や今の自分の消費活動について変化があったと考えています。また、一部の考えについて仕事にも活用できるものがありました。(テールイベントの重要性など、ぜひ読んで確認してみてください)
また、貯金をすることに対してすごくポジティブになれます。学生のうちでも貯金があれば経験の選択肢が増えますから、リスクに備えるため<特別な経験や挑戦をするためにこの本を読んで貯金へのモチベーションを高めて欲しいです。
様々な投資家や起業家が紹介され、ある人は成功を収めまたある人は失敗に陥るといったケースを数多く知ることができます。そのすべてが印象的で学びの多い内容だと思いますが、「ファイナンスの答えは、過去にはない」という言葉がとても気に入りました。
ファイナンスに限らず、未来へ行動するための答えを過去から引用しようとすることは、必ずしも正しい選択とは言えません。現在の情報や未来予測を含めて自らの意思決定を行うことが大事だと学びました。さらにその選択が正しい結果をもたらすかも未知数です。こういったリスクに備えるためにも貯蓄の重要性が高まるのではないでしょうか。
全国大学生活協同組合連合会が調査した「第57回学生生活実態調査」を見てみました。2021年での学生さんの1カ月の経済状況のうち、「貯蓄・繰越」は18,850円のようです。
月に18,850円の貯蓄ができてないな、と感じた方はぜひこの本を読んでみてください。そして貯蓄でまとまったお金をどのように活用していくのかワクワクしてみて欲しいです。
・学生時代
30分~1時間半ほどだったと思います。でも1年生の時はあまり読んでなくて、2年生のころから習慣付いた気がします。
・現在
帰宅してから寝る前の30分~1時間くらいになります。
ページ数の多い本は時間の空いた時にまとめて読むような感じで、それと別に文庫本を常時2冊くらいリュックに入れてました。カテゴリも偏りなくその時パッと目に着いた本を買うようにしてました。
選ぶ本の基準として、本屋さんでパラパラめくって難しそうだなと思うものを選ぶようにしています。仕事中は自分の業界のことしか目に入りにくいのであえて馴染みのないものを読んで思考が偏らないように気を付けています。
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