結局、選んだ道が一番いい道!
あなたの一冊
選んだ道が一番いい道
この本を紹介してくれたのは
松山大学 経済学部
2020年卒
櫻木 大樹 さん
職業:高知県庁職員

本に出合った経緯

 社会人一年目。大学時代とは全く違う環境で、初めての職場、仕事内容に困惑していたとき、本の帯にあった「65歳定年まで飛び続けた伝説の客室乗務員」というタイトルに目を惹かれました。
定年まで職を変えずに最後まで続けられた大宅さん(筆者)の「働き方」や「生き方」を自分の生活に何か取り入れることができないかと思い手に取りました。

その本から学んだこと、考え方の変化

 1つ目はやるべきことを丁寧にやること。これは、私自身当たり前と思っていましたが、仕事をするうえで一番大切にしなければいけないことだと改めて感じました。業務の中には、比重の大きいものから小さいものまで様々です。忙しい時にはつい比重の小さいものをないがしろにしてしまいがちですが、そこにミスがあれば大きな問題も起こりかねません。そのため、この本で学んだ毎日をないがしろにせず、一つ一つやるべきことを丁寧にしようと思っています。
 

 2つ目は選ばなかった道は忘れること。仕事で辛い時に、別の仕事を選んでいれば、、、と考えることもあります。しかし、この本の中に「選ばなかった道は自分の道ではない」という言葉があり、いろいろ悩んでいてもしょうがない、過去のことを後悔しても前には進めないという考えになり、今自分の目の前にあることを精一杯やろうと気持ちを改めることができるようになりました。

 3つ目は、好奇心の赴くままに行動すること。SNSや職場の人の会話の中で、植物園やカフェなどの情報を得たら行動するようになりました。実際に自分が経験したことが会話のひとつになり、職場の先輩や同期との距離が近くなったように感じます。仕事だけでなく、プライベートでも付き合ってくれる仲間ができ、悩んでいるときにすぐに相談できる頼れる人が近くにいるととても心強いです。

印象に残っているシーンは?

以下、本書の抜粋です。
頼ってねサインを上手に出せる大人になる。
1年目何もわからず、初めは周りの先輩にも聞けない状態で仕事が全く進まず悩んでいましたが、先輩が「何かやることあったら手伝うからいつでも言って」と声をかけてくれました。その一言で、頼れる先輩が近くにいたのに、自分で抱え込んでいたことを後悔しました。それから、たくさん助けてもらい、わからないことはすぐに聞いてため込まないようにしました。

この部分が印象に残っています。
私自身、後輩もできたので「頼ってねサイン」を上手に出せるようになりたいと思いました。

どんな人におススメしたいか

これから就職活動をする人におすすめしたいです。
就職活動は大変で辛いこともたくさんあるかもしれませんが、どんな道を選んでも「自分が選んだ道が一番いい道」という思いでいてほしいです。
私は、どんなことがあっても自分が選んだ道が一番いい道だと考えることによって、毎日楽しく生活することができている気がします。

読書について

読書時間は?

学生時代はほとんどゼロです。
現在は読む日もあれば読まない日もあります。読むときは1日1時間程度です。

読書へのスタンスは?

興味がある本があればとりあえず購入していました。しかし、読書の時間をなにかと理由をつけてとっていませんでした。学生時代には時間があるにも関わらず、読書の時間を取らず、自分が興味のある情報しか取り入れていませんでした。読書をすることで、自分が興味のないことも知れたりするので現在は時間をみつけて読書をしようと心掛けています。

あなたの一冊
選んだ道が一番いい道

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