仕事を楽しむために大切なこととは?
あなたの一冊
仕事は楽しいかね?
この本を紹介してくれたのは
松山大学 経済学部
2019年卒
M.M さん
職業:銀行員

本に出合った経緯

私がこの本に出合ったのは社会人2年目の時です。営業をするようになり、自分の担当のお客様との関係の築き方に悩み自信を無くしていた時にこの本が目に留まりました。思うようにお客様との関係が築けず、仕事を辞めたいと思っていた私はとても「ドキッ」とさせられたことを覚えています。

この本は私にとって、仕事との向き合い方を変えるきっかけになりました。

その本から学んだこと、考え方の変化

この本は、仕事を成功させる、楽しむために大事なことは正しい目標設定でも情熱でもなく、「試す」ことであると語っています。
私は、この本を読み終わった後、自分が何も試さず、与えられたことだけを日々こなしているだけであると気づかされました。「明日は今日と違う自分になる」この本に出てくる言葉ですが、毎日違う自分になれるように過ごすこということはとても難しい事です。しかし、いつかそれが成功に繋がり、人生を楽しくすることに繋がるとこの本が教えてえくれました。
この本と出合ってからは、与えられた最低限のことをこなすのではなく、+αで仕事をすることを心掛けるようになりました。上司や先輩にも挑戦したい事を提案し、実践するようにしました。
次第に、仕事を辞めたいと思うこともなくなり、今では毎日1つでも昨日とは違う仕事のやり方を考えたり提案したり、やり甲斐を感じながら仕事をしています。

印象に残っているシーンは?

「試し変化すること」「目標を決めないこと」
この本の中で出てくる言葉ですが、成功は偶然の産物がもたらすことが多いということを語っています。人生とは規則正しいものではなく、学生時代のテストのように答えが決まっているものでもありません。時代は変わっていくため、日々変化に順応することが大切であり、目標に固執せず、遊び感覚でいろいろやってみることが成功に繋がると書かれています。
これを読んだ時、私は目標に囚われ、現実とのギャップに落ち込んでいることに気づきました。「しなくてはならない」に追われ、新しい事を試すという余裕がありませんでした。この言葉が自分自身の仕事との向き合い方を考え直すきっかけとなりました。

どんな人におススメしたいか

悩みがある人にお勧めします。
仕事だけでなく、様々なことへの向き合い方を考えるきっかけになると思います。

読書について

学生時代、1日当たりの読書時間は?読書へのスタンスはどのような感じ?

読んでも月に1冊程度です。
あまり本を読む習慣がなく、書店やインターネット等でなんとなく、興味を持ったものを買って読む程度でした。

現在の読書へのスタンスは?学生時代と比べてどう変わりましたか?

毎日通勤の15分間は読んでいます。
学生時代は興味のある本ばかりを選んでいましたが、社会人になってからは仕事と関係のある本を選ぶことが多くなりました。

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仕事は楽しいかね?

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